
レボーンのソリューション支援サービス
お客様が抱える「におい」に関する課題
REVORNは、お客様が直面する多岐にわたる「におい」の課題に対し、
科学的かつ実践的なソリューションを提供します。
お客様からは、以下のようなお悩みの声が寄せられています。
導入・活用に関する課題
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「これまでいくつかのセンサーを試してきましたが、取得したデータの複雑さにどう向き合えばいいか分からず、
うまく活用しきれていません。単なるデータ収集で終わってしまっています。」
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「既存の官能評価はベテランの経験や勘に頼りがちで、担当者によって判断にばらつきがあります。
評価の属人化を解消し、誰でも納得できる客観的な基準を確立したいのですが、明確な手法がなく悩んでいます。」
品質管理・保証に関する課題
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「製品の品質を一定に保つため、異臭の発生や経時変化を厳しく管理したいのですが、
人間の鼻では微細な変化を捉えきれず、客観的に『においがなくなった』『変化した』ことを示す基準がありません。
クレーム対応にも科学的根拠が欲しいです。」
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「原材料のわずかな香りの違いが製品全体に影響することがあり、入荷時の品質確認が難しいです。
産地やロットによるばらつきを定量的に把握し、安定した品質を確保するための仕組みを構築したいです。」
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「製造工程で発生するコンタミネーション(異物混入や前の製品の残り香)を正確に検知できず、
品質問題につながるリスクを抱えています。人の感覚に頼らない、自動的かつ高精度な検知システムを導入したいです。」
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「食品の賞味期限延長を目指していますが、官能評価の科学的エビデンスが不足しており、
データに基づいた確かな根拠を提示できません。国のガイドラインにも対応できる、信頼性の高い評価方法が必要です。」
製品開発・創造に関する課題
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「市場のニーズや新しいシーズに合わせて、理想とする香りを確実に、かつ効率的に作り出す方法を模索しています。
感覚的な『こんな香り』というイメージを、具体的に再現する技術が欲しいです。」
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「製品開発における試作段階の官能評価に膨大な時間とコストがかかっています。
評価プロセスをデジタル化し、効率を大幅に向上させたいです。」
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「ブランディングやマーケティングにおいて『香り』の重要性は理解していますが、
競合製品との香りの違いを明確に示したり、消費者の嗜好をデータで分析したりする方法が分からず、
具体的な戦略に落とし込めていません。」
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「空間の悪臭対策を施しても、一時的な効果に留まったり、根本的な解決に至らなかったりすることが多々あります。
悪臭の原因を特定し、持続的かつ効果的に悪臭をキャンセルできるソリューションを求めています。」
これらの課題に対し、REVORNはObreとiinioi cloud、そして専門家集団の知見を組み合わせることで、最適な解決策をご提案いたします。
REVORNが提供する「におい」に関する
ソリューション支援サービス
REVORNは、人間の五感の 中で最も言語化・数値化が難しいとされてきた「嗅覚」を
独自のセンシング技術とAI解析システムによってデータ化し
お客様の様々な「におい」に関する課題を解決するエキスパート集団です。
REVORNの強み: 嗅覚のデジタル化
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Obre(においセンシングデバイス): 人間の鼻を模した16チャネルQCMセンサーを搭載し、微妙な香りの違いも数値化、可視化します。
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iinioi cloud(AI解析システム): Obreで測定したデータを蓄積・分析し、香りのパターンと経時変化の相関を明らかにします。これにより、感覚に頼っていた香りの世界が科学的・定量的な領域へと進化します。
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専門家集団によるワンストップサポート: 官能評価の専門家、測定のスペシャリスト、調香・創香の専門家、データ解析のエキスパートが連携し、お客様の課題解決を総合的に支援します。
提供する主なソリューションと事例
REVORNは以下の6つのカテゴリーで23のソリューションを提供しています。
1. 「におい」マネジメント・マーケティングソリューション
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「香り」経営資産戦略ソリューション: 製品固有の香りをデータ化し、知的財産として蓄積することで、経営戦略における重要なデータ活用を支援します。
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「香り」新規ビジネス創造ソリューション: においを正確に測定・可視化することで可能となる新規ビジネスの創出を技術・実務の両面からサポートします。
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「香り」マーケティング戦略ソリューション: 競合との比較やブランドマップ化、嗜好性データとの掛け合わせにより、マーケティング戦略やブランディングに活用します。
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事例: クラフトビールの香味MAP作成: クラフトビールの多様な香りをデータ化し、PCA法でプロット。ヒトの官能評価と組み合わせることで、客観的な香りMAPを作成し、プロモーションや開発戦略に活用されています。
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事例: 香水・シャンプー等の香度MAP作成: 美容に関する企業で、約1000 アイテムの香り製品をObreとヒトの官能評価で掛け合わせ、高精度の香度MAPを作成。製品のポジショニング可視化に活用されています。
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「香り」知財戦略ソリューション: 製品の香りをデータ化し、その特長や変遷を追うことで、知財としての価値を高めます。
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「香り」エキスパートの育成ソリューション: お客様のニーズに合わせた官能評価技法(センサー・AI併用含む)の提案と確立を支援します。
2. 「臭気」測定ソリューション
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空間臭気測定ソリューション: 空間のにおいを可視化し、異常臭の判定により事件・事故の未然防止に貢献します。
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事例: 屋外喫煙所の異臭検知: オフィスビルの屋外喫煙所ににおいセンサーを設置したところ、喫煙時にセンサーが応答し、においの波形データが急激に落ちることで喫煙タイミングを検知することに成功しました。
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事例: 公衆トイレの臭い強度判定・異臭検知: 商業施設内のトイレで1時間ごとににおいを測定。トイレごとのにおいの違いや強度の判定、さらにコーヒーのにおいを発生させた際の異臭検知にも成功しました。
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環境改善ソリューション: 空気中の臭気を測定し、空間の清潔度や快適度合いを判定。より快適な空間のための「におい」マネジメントを提案します。
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「におい」尺度の設定ソリューション: 「香度®」などの客観的指標を確立し、においセンサーの性能判定や食品のランク付けを支援します。
3. 「におい」による品質保証ソリューション
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カビ臭検知ソリューション: 微量なカビも事前に検知し、食品リコールリスクを軽減します。
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事例: 小麦粉に混入しているカビの検知: 数万回に及ぶ測定データから、正常品とカビ混入品(100ppbで99.9%検知、10ppbで81.0%検知)の差異を検知することに成功しました。
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賞味期限延長ソリューション: においセンシングシステムと科学的エビデンスに基づいた官能評価により、賞味期限延長をサポートします。
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事例: 日用品の匂い経時変化のデータ化: 製造直後から6ヶ月間の匂いの経時変化を測定。初期のばらつきが時間が経つにつれて一定の傾向に収束することが判明し、この傾向から外れたものをクレーム品と判断できるようになりました。
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事例: 糠床の時間経過による劣化解析: 糠床の劣化を匂いセンサーで測定し、劣化の原因が複合的なものである可能性を発見しました。
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クレーム対策ソリューション: 製品の経時変化を正確に把握し、クレーム品が適切か否かを科学的根拠に基づいて判定。原因特定もサ ポートします。
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事例: 消費者からの出荷済み製品に対するクレーム対応: 消費者からの香りに関するクレームに対し、製品の匂いの経時変化データを事前に把握。Obreを活用することで、ヒトの官能評価では難しかった微妙な香りの差を数値で示すことが可能になり、科学的根拠をもって消費者に説明できるようになりました。
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原材料品質管理ソリューション: 天然素材などの原材料ごとの香りをプロファイルし、入荷時の検品や代替原料の事前策定など、原材料管理を支援します。
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事例: スパイスの産地違いによる香り品質の可視化: スパイスを産地違いで香りを測定し、香り品質が近い産地をグルーピングすることで、新原料開拓業務の効率化・確実化、BCP対 策に活用されています。
4. 「製品」開発・製造ソリューション
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官能評価DXソリューション: 製品開発における官能評価をデジタル化し、属人化を解消。開発効率向上と体制構築を総合的に支援します。
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製品プロファイルソリューション: 自社製品のにおいを客観的にプロファイルし、アロマホイールの開発や消費者への表現方法を提案します。
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香料開発ソリューション: Hearomの活用や専門家のアドバイスにより、香料開発を支援し、ロスやコスト高騰の原因を解消します。
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製造プロセス管理ソリューション: 発酵・醸造など香りで判断が必要な製造過程で、センサー・AIを活用し、正確性担保と属人化解消を実現します。
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コンタミ検知ソリューション: 製造工程での残り香が許容範囲か否かを科学的に判定します。
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事例: チョコレートのコンタミネーション検知: ブラックチョコ、ミルクチョコ、およびそれらを混ぜたチョコレートの香りを測定したところ、混合品が両者の中間にプロットされ、1%のコンタミも検知することに成功しました。
5. 「香り」創造ソリューション
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情動に作用する香りの創造ソリューション: 脳波測定や心理テストなど、科学的エビデンスに基づき、「集中力が増す」「リラックスする」といった情動に影響を与える香りを開発します(早稲田大学との共同研究)。
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事例: 車室内空間の香り演出: 自動車内で、気分を高揚させるシトラス系の香り、リラックスさせるラベンダーの香り、眠気を覚ますペパーミントの香りなど、状況に合わせて香りを変化させる未来の体験を描いています。十数種類の基本香料から数百通りの香りを調香可能です。
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コンテンツを補完する香りの創造ソリューション: ブランドサロン、展示会、映画館などで、メインコンテンツを香りの面で補完し、エンドユーザーの体験価値を高めます。
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事例: イマーシブ展示に嗅覚を実装: プロジェクションマッピングなどのイマーシブ展示に嗅覚を実装することで、視覚・聴覚に加えて嗅覚を刺激し、より深い感動体験を提供します。大型ディフューザーをコンピューター制御することで、コンテンツに合わせて香りをシームレスに変化させることができます。
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におい再現ソリューション: 記憶と密接に結びついた嗅覚を活用し、思い出の香りや想起させたいイメージの香りを創香することで、人の心を無意識に動かします。
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事例: 香りで夕食のメニューを誘導: スーパーの野菜売り場でカレーの香りを噴霧することで、顧客の「非計画購買」を促進し、売上向上に寄与する可能性を検証しています。過去のテレビ番組の検証では、カレーの香りを嗅ぐと、多くの人がカレーを食べることを選択したという結果があります。
6. 「スメルキャンセリング」ソリューション
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空間の悪臭キャンセリング ソリューション: 工場や特定の現場で発生する悪臭に対し、ディフューザーや噴霧装置でオリジナル香料を噴霧し、悪臭を感じなくさせます。
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事例: 工場特有の悪臭対策: 工場で着用するマスクに悪臭をキャンセルする成分の香料を塗布することで、労働者が悪臭を感じにくくする技術を検討しています。
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食品の特定臭気キャンセリング ソリューション: 食材特有の臭気を包装材に香りを塗布したり、食品に直接香料を混ぜたりすることで、臭いを緩和し、苦手な人でも味わえるようにします。
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薬剤の臭気キャンセリング ソリューション: 経口薬や塗布薬、貼付薬の独特の匂いをキャンセルします。包材への塗布や薬剤への直接混合など、様々な方法を提案します。
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事例①: 縮毛矯正用の酸性パーマ液の悪臭解消: 硫化水素系の刺激臭がある酸性パーマ液の独特な匂いを打ち消す香料を開発し、現在ディフューザーとして製品化を進めています。
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事例②: 匂いが気になる新薬の悪臭を抑える包装: 患者の負担となる不快な臭いのある経口薬に対し、薬瓶に添加する香料を開発し、悪臭を緩和しました。
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事例③: 湿布薬特有の匂い対策: 一般的な湿布薬に多く使用されているサリチル酸メチルやi-メントールのツーンとした刺激臭を緩和する香料を開発し、新製品への添加が検討されています。
これらのソリューションを通じて、REVORNは「嗅覚のデジタル化」により、食品、化粧品、医療、環境など、あらゆる業界の課題解決と新たな価値創造に貢献します。
官能評価の専門家、測定スペシャリスト、においの専門家(におい官能分析、調香)により、
安定的な官能評価とプロファイリングでの客観的かつ高感度な 製品特性把握、
製品や使用状況に応じた測定手法の提案等を行います。
Step
01
ヒアリング・調査
お客様のご要望や課題の把握を行い、潜在的な問題点を掘り起こします。
Step
02
提案~お見積り
ヒアリング内容を基に解決方法を検討し、
事業規模やご予算に最適なサービスを提案いたします。
Step
03
業務着手
ご成約後、具体的実施項目についての業務に着手します。
必要に応じてお打ち合わせにて、進捗共有や仕様の変更の検討を行います。
Step
04
納品/その他プロジェクト
発足の検討
納品予定の成果物についてご確認していただき、納品や検収完了の手続きをさせていただきます。
また、当該業務からプロジェクトやシステム開発等に発展する場合は別途お打ち合わせをさせていただきます。
ソリューション支援事例
センサー測定環境の最適化
センシングによる受託測定
センサーデータの解析・AI構築(他社製センサー含む)
官能評価手法の確立
官能評価の実施
官能評価者教育・パネル育成
嗜好性に関する分析
ニーズ・シーンに合わせた調香
受託調香
コンサルティングによる事例を掲載しています。
レボーンが提供する
ソリューション
レボーンが提供する
ソリューション

CONSULTING MEMBER

永田 富治
調香師
コンサルティング領域
官能評価、調香、多変量解析など
略歴
日本たばこ産業株式会社(JT)で17年製品開発に従事し、
自主企画から生まれた100億円を超えるプロジェクトに貢献する。
その後、香料系のマネージャーや研究所の副所長として、人の嗜好に関する領域研究を立ち上げ拡張する。
領域の中には、においや味を中心とした五感の研究、人の認知に関する心理学的な研究、
化学分析と官能評価をつなぐ官能化学、新しい官能評価手法の構築等がある。
調香師としての技能も生かし、レボーンの成長をけん引する。
実績
香りの官能評価(客観的評価軸の設定と評価および様々な官能評価手法を使ったソリューション提案)
フレーバークリエーション(感性科学的知見等も利用した)
官能化学、感覚科学、感性科学等の嗜好科学研究分野のR&Dプロジェクトリーディング
香り×嗜好データの解析(多変量解析など)